寒中お見舞い申し上げます。
喪中ということで、新年のご挨拶を控えさせていただきましたが、どうぞ今年もよろしくお願いします。
東京都では少子化対策として、18歳になるまで一人につき5千円が支給されるとのこと。子育て世帯にとっては朗報ですが、果たしてそれが少子化対策になるかというと疑問です。
結婚して子を生して家族で幸せに暮らす……。そういうことに憧れる若者が増えない限り、人口は増えないのではないでしょうか。
子供を育てるのは手間とお金がかかります。三度のご飯を食べられて、最低限の教育さえ受けられたら好いという時代ではありませんからね。
麻生副総裁が「少子化最大の要因は女性の晩婚化」と発言すると、女性から大ブーイングが起こったとありますが、事実としては間違っていません。
晩婚であれば、もう一人産むのは大変であり、躊躇してしまいがちです。何といっても女性しか子供は産めないのですから。
しかし、一人産もうが二人産もうが、それは女性の勝手であり、晩婚女性を責められません。むしろ、子育てが大変な時代に、高齢にもかかわらずよくぞ産んでくれたと称えるべきでしょう。そして、一方では何か少しでも女性に批判的なことを言うと、過剰に騒ぐ世の風潮に、男達は辟易して「結婚など恐ろしくて出来ない」と竦んでしまっている事実にも、目を向けないといけないでしょう。
近頃はコンプライアンスがどうだと、息苦しくて堪りません。
子を生して5千円もらうより、一人で楽しく暮らす方が好いと、若い人達が思うのは無理もないです。
確かに時代は変わりましたが、男と女が引っ付いて、女が子を産むという人間の本質は絶対に変わりません。
もう少し、おおらかな目で人を見ないと、少子化は永遠に続くでしょうね。
(令和5年1月17日)







