我々は、いくら本を出しても、本屋さんに置いてもらえなかったら意味がないのですが、時折、「え? おれの本をこんなに並べてくれているの?」と、感激してしまう店に出会うことがあります。
リブロ東銀座店もそのひとつで、ここはわたしがかつて勤めていた、松竹の本社ビルの一階にあるので、特に応援して下さっているのかもしれませんが、いつも大量に平積みされていて、どのシリーズも全巻揃えてあり、買えない本はないといった具合です。まことにありがたい限りです。
同じように、わたしの生まれ故郷である、大阪針中野の「アセンス」でも、拙著が並んでいて、大阪に行った時は立ち寄って、親しくさせていただいていたのですが、なんと9月いっぱいで閉店するとのこと。
あれこれと事情はあるみたいですが、残念でなりません。
現在、本屋さんが置かれている状況は、非常に厳しいものがあります。
図書館、古本屋に読者を奪われ、若者は携帯に月7000円くらい払わなければならず、なかなか本まで手が届かない…。
それでも、やはり駅前の本屋さんは文化の殿堂であり、この先、我がふるさとに本屋さんがまた新たに出来ることを願って止みません。
(平成30年9月29日)







