我が阪神タイガースは現在好調であります。岡田監督になって、安心して観ていられるし、「なんや今日の試合は……」と頭にくることが激減した。
とはいえ、今までの快進撃が一変、ずるずると負け始めるのが阪神タイガースの伝統で、わたしはぬか喜びはしないと心に決めております。
わたしがテレビなどで観戦すると、必ずピンチになるので、辛抱して観ないようにしております。後でそっとスポーツ欄を見て、勝利を確信してから、試合動画を観るのがこのところの決まりとなっています。
つまり、阪神タイガース好調の要因は、わたしが観ないからだと勝手に悦にいっているわけです。
今年のタイガースの面白さは、岡田監督のインタビューの独特の言い回しにあります。あの関西弁は、わたしには実に親しみが持てる。
ところが、番記者に対して「お前」を連発するのを、「あれは品がない」とか「失礼だ」とか問題にするアホがいるようです。これに対してわたしは憤りを覚えると共に、監督を擁護いたします。
あれは大阪のおっさんが親しい人に喋る時の、「合いの手」のようなもので、わたしも身近な人には「お前」を連発します。
「どない思うお前、あのマイナカード。あんなもんお前、そもそも義務やなかったんちゃんか。それがやなお前、保険証廃止してマイナカードにするとかいうのはやなあお前、強制と一緒やないか。それでお前、銀行口座をひもづけさせといてやな、他人の口座を登録するとかお前、信じられへんミスを連発してるわけやろ。そんなもんお前、初めからわかってたことやがな……」
近頃ではこんな感じで、マイナカードについてぼやいております。
ゆえに岡田監督の「お前」連発は、番記者に親し気に喋っているのだと、わたしにはよくわかります。
そもそも「お前」は悪い言葉ではありません、「お前は親父殿ではないか……」昔はこんな風に、親に対しても使われていたのです。
だから、やいやい言うなよお前。
(令和5年6月11日)







