近頃、残業するな、働くなとやたらうるさく言われているようですが、
「なんで働いたらあかんの?」
素朴な疑問がわきます。
もちろん、過重労働を強いる体制があるとしたらそれはいけませんが、働きたい人に働くなというのはどうなのでしょう。仕事が生き甲斐という人がいたっていいし、そういう人生の何がいけないのか……。
たっぷり給料くれるのならいいけど、残業代なくなるとしたら、あてにしている奥さん方は困るんじゃないですかねえ。
おまけに週休二日が定着して、シルバーウイークなんてものまで出来て、世の中はやたらと休みが多い。金曜日は早く仕事を切り上げなさいなんてことになると、世のお父さん、お母さん方は家族をどこかへ連れていかないといけなくなる。
でも、働かないで遊びに行ける人がどれだけいるのだろう。「働くな、休日を楽しみなさい」なんて言う人は、よほど暇とお金がある人なのか、そういうことを言うのが恰好いいと思っている人なのでしょう。
そしてそういう人ほど「金をかけずとも家族の時間は過ごせます」などとのたまうのでしょうが、何をするのもお金かかりまっせ。日本のオッサンにバカンスは似合いまへんで。どこ行ってもえらい人でっせ。オッサンは下手に休む方が疲れるねん……。
「おれ、この前の休み、家族でハワイ行ったよ。お前は?」
なんて、くそ生意気なガキが学校で自慢しようものなら、「格差をなくす」なんて言いながら、ますます広がるような気がするんですけどねえ。
「お父さんは仕事で、一緒にディズニーランド行けないのよ」
それを寂しがるよく出来た子供もいるだろうけど、内心ほっとしているお母さんも多いんじゃないでしょうか。お父さん行ったら、大人一人分の入場料、交通費、飲み食いが加算されるわけで、結構これが高くつきますから、働いてくれている方がありがたいと思っているのでは……。
少なくとも私の周りには結構います。
「亭主元気で留守がいい」
確か、「タンスにゴン」のCMのコピーだったはず。
あれから時代は変われども、けだし名言。
(平成29年7月24日)







