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オッサンという言葉の用法

わたしが大阪にいた頃。オッサンという言葉には色んな使い方がありました。ただの初老の男と訳すだけではすまされない、深い味わいがあったものです。
たとえば、ひとつの集団のボスを、部下が三人称として使う――。
「なんや、今日、オッサンは出かけてるのか」
「はい、部長は明日まで東京に出張です」
「そうか、オッサンも忙しいな……」
こんな会話が、日常交わされていました。この場合のオッサンには、畏敬と親しみが込められています。
魑魅魍魎たるものの比喩として使われることもあります。
パチンコで、何度もリーチがかかるのに大当りがこない。ゲームをしていて、もう少しのところで絶対クリアが出来ない。こんな時は、
「中に、オッサン入ってんのとちゃうか!」
と叫んだものです。こういう場合、中に入ってるのはオバハンではなくオッサンでないとしっくりこない。
因みに、オッサンという言葉のルーツは、おじさんが訛ったとか、和尚さんや、お師匠さんが訛ったとか言いますが、怪奇現象に登場するところや、頭の形から考えると、和尚さんが相応しいような……。
ゆえに、
「オッサン馬鹿にしたらえらい目に遭うで」

(平成29年8月12日)

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舞台
CD作詞
恋の手本 山内惠介

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